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第44回:ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座

ビブリオイズム44

 最近は教養として世界の歴史や宗教を知っておきましょうという考えが浸透してか、「3時間でわかる~」とか「まるわかり~」とか「これ一冊で~」などと冠する教養本が書店で溢れかえっている。それ自体は悪いことではない。各人の教養の裾野が広がることは、まあ悪くはない。(ただ広がりすぎるのも実は問題だが。)
 本書は「逆説の日本史」で有名な井沢元彦氏が三つの一神教について各宗教の論客と対談している本であるが、一冊ですべてわかる的な本ではない。もちろん前半は井沢氏による基礎知識の講座が書かれており一応入門書の役も果たすが、本書の面白さはそこではない。後半の対談が面白い。井沢氏が結構舌鋒鋭く相手に切り込んでいくので、相手も耳障りのない話だけでお茶を濁すことができず、本音がちらほら見え隠れするのである。

 「イエスは救世主だ」「いや違う」「コーランこそが神の最終最後の言葉である」「キリスト教もイスラム教も結局ユダヤ教から生み出されたのだ」云々。各宗教いろいろなところにそれぞれの言い分や拠り所があり、皆それぞれの信仰を持っていて、どこかで食い違ってくることもあるということは本書を読んでいてわかるのだが、結局のところ最後に思うのは以下の一言に尽きる。

 神さまのことで殺し合いすんな!

 これは何も分かっていない平和ボケした日本人の戯言じゃない。僕が日本人だから胸を張って言える、人間としての本当に大事にしなくてはならない真の信仰であると思っている。


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